葉 祥明さんに、特別に娘をイメージして描いていただいた絵。
大好きだったプリンスエドワード島をイメージした大草原の中に、うしろを向いた絵美子の姿が淋しげでもあり印象的だ。
葉祥明さんの本との出会い
娘の幼稚園(聖ドミニコ学園)時代の担任の先生から送られた一冊の本との出逢いにより、心が軽くなり、それまで閉ざされていた胸のつかえが開放されることになりました。
その本は、葉祥明さんの「ひかりの世界」(佼成出版社)でした。詩人であり、作家であり、画家でもある葉さんを初めて知り、数々の作品と絵により、その人生観を直接聞く機会にも恵まれ、どん底にあった心が癒され、立ち直るきっかけをいただきました。


この「ひかりの世界」では、「愛するものをなくした人、命の永遠性を信じる人、生きることの意味と人生の目的を考える全ての人へ・・・」という副題がついています。内容の一部をご紹介しましょう。心安らぐ絵の中にも作者の優しい言葉がおどります。
ママ きこえる?  ぼくだよ。
みんな げんき?
ぼくは げんきだよ!
こっちにきたら ぼくのびょうき
すっかり なおってしまったんだ。

でも・・・ママたちのことが きになるんだ みんなが すごくかなしんでいるのがわかるから。

だから こうして またあいにきたの。

ぼくのこと みえないかもしれないけど ぼくには みんなのことがよくわかるんだ。

こっちからはみんなが ほんわりしたひかりにみえる。
ママが かなしんでいると かなしそうなひかりになり ママが よろこんでいると あかるくかがやいてみえる。
(中略)
でもね もうかなしまないでね。
ぼくたちには わかれなんてないんだから かならず もういちど あえるし おもいだしてくれれば いつでもぼくはあらわれるし そらや たいよう はなや いろいろないきもののなかにだって ぼくはいきている。

なぜなら ママもぼくも み〜んなもともとひとつの おおきな おおきないのちのいちぶなんだから。

後日、私たちは葉さんに逢い、この本にサインをしていただきました。そこにはこう書き加えられていました。
おとうさん おかあさん
わたしは だいじょうぶだよ
まってるね いつかあおうね。    

絵美子

葉さんは沢山の本を出版されていて、全てすばらしいのですが、その中の一部をご紹介しておきます。


過ぎたことを
悔やむのはおやめなさい
人生は
常に今日が
新たな出発点

毎日すっきりした心で
スタートラインに
立つのです
うつむいていては
自分の足元しか見えません
顔をあげて
前を見なさい
それが本来のあなたの目の高さ!
視界が広がったでしょう
次にもう少し上を見てごらんなさい
もっと遠くが見えますね
それが あなたの 夢や理想!
いつか あなたが 向う筈の未来です。

葉 祥明 
  
「心に響く言葉」(愛育社)より
  
水彩画家 青木美和さんに描いていただいた、多摩川で遊ぶ「絵美子とパディ」、そのまま天国でのイメージにつながるほほえましい絵。
リトグラフ カルズー「シャトー」
フランスのロアール地方の有名な古城。絵美子もこの城を訪れている




リトグラフ ペイネ画 「恋人達」


リトグラフ マヌキャン画「公園のめぐり逢い」